2025年を振り返って

2014年に電気工事会社として株式会社エクセレを立ち上げ、照明に特化したブランド Elighting をスタートさせてから4年が経ちました。
2025年は、これまで一つひとつ積み重ねてきた取り組みが、少しずつつながり、確かなかたちとして見え始めた一年でした。
コロナ禍を経て歩みを止めることなく続けてきた中で、私たちは何度も立ち止まり、「自分たちに何ができるのか」「自分たちらしさとは何か」を考えてきました。
その答えの一つが、照明そのものの美しさだけでなく、施工を通じて照明作品を、より空間と一体化させていくことでした。

さて、そんな2025年は、ミラノ、コペンハーゲン、パリ、ロンドンと、ヨーロッパ各地のデザインウィークを巡り、世界の照明や空間表現に触れる機会にも恵まれました。
そこで出会ったデザイナーや多くの方々とのご縁は、これからのご提案やものづくりへと、静かに繋がっていくでしょう。


TOM DIXON 氏 来日|TOM DIXON Tokyo (東京)にて

3月には東京で Tom Dixon 氏とお会いし、その後ミラノ、コペンハーゲン、ロンドンと、まるで追いかけるように再会の機会をいただきました。
彼のMELTという作品を初めて見たときの衝撃は今でも覚えています。
世界の第一線で活躍するあこがれのデザイナーと直接言葉を交わせたことは、非常に刺激的な体験でした。


Lee Broom 氏、LEE BROOM CEO Charles 氏(コペンハーゲンにて)

ミラノで Charles 氏をご紹介いただいたことをきっかけに、6月デンマークにてLee 氏にお会いし、ロンドンでの再会を経て、11月には弊社本社ショールームにてトークショーも実現しました。

▶︎ イベントの様子はこちら(過去コラム記事)

インスタレーションを起点に、1年前に改装したばかりの本社をあえて再改装に踏み切り、記憶に深く刻まれる企画となりました。

また、インスタレーションのMovieも制作し、私たちのサブカルチャー要素を凝縮したプロモーション動画も完成しました。本プロダクトにおいても、ミュージシャン、クリエーターなど各分野のプロフェッショナルが知見と技術を持ち寄ることで、非常にクオリティの高い仕事を成し遂げることができ、大きな財産となりました。

▶︎ Echos from Nagoya, Japan Movie (YouTube)

 


Tala CEO William氏、TDX CEO Yoshi 氏とともに(ロンドンにて)

9月はLondon Design Week 期間中にTala ロンドンショールームにて開催された、日本では麻布台ヒルズ設計を手がけ Tala の新しいプロダクトに携わった Thomas Heatherwick 氏のトークショーへ。
また Tala のヘッドオフィスも訪問し、照明に対する深い愛情とものづくりへのこだわりに、強い衝撃を受けました。

※今後ショールームでも続々と商品が展開されていきますので、ご期待ください。
最新情報はInstagramアカウントにて発信いたします。

Elighting名古屋店(Instagram)
Elighting仙台店(Instagram)

光が空間に根づくということ

どれほど美しい照明であっても、空間の中でその居場所を見つけてこそ、本来の魅力が引き出されます。
光と空間の関係性を丁寧に整え、暮らしの中に自然に馴染んでいく——
そんな「あたりまえの心地よさ」を大切にしてきた一年でした。

また、昨年の本社ショールーム拡張に続き、2025年は仙台駅前に地方初のショールームをオープンすることができました。
これからも、日々チャレンジし、新しいご提案ができるよう、経験と技術をさらに磨きながら、日々の暮らしや空間に、そっと寄り添う光を、より多くの方へ届けていきたいと考えています。

ショールームは、照明を選ぶ場所であると同時に、光のある暮らしを想像し、楽しんでいただく場所。
~あかりをきがえよう~ という言葉の先にある風景を、皆さまと一緒につくっていけたら嬉しく思います。

この場所で出会えたすべての方へ感謝を込めて。

Writer
Daisuke Hirabayashi a.k.a. Dai

株式会社エクセレ 代表取締役
ライティングコーディネーター、バイヤー、DJ。

各国を巡り、その土地で出会った建築や空間、光の在り方に自然と惹かれていく。
アパレルや電気設計の分野で培った経験を背景に、照明の世界へ。

電気工事会社の経営と並行しながら、インテリア・エクステリアの照明プランニングや
インテリアデザイン、シャンデリアをはじめとする意匠照明の輸入・卸・小売に携わっている。

サブカルチャーのエッセンスが詰まったライティングショップ Elighting を運営。
「あかりをきがえよう」を合言葉に、既成概念にとらわれない多様な照明の選択肢を提案し、
光を通じて生まれる新しい文化や、これからのインテリアスタイルをゆるやかに発信している。

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