2024.11.28
アメリカ照明器具メーカーKICHLER(キチラー)社について
こんにちは。
Elightingマネージャー K YOSHIDAです。
今回はElightingで取り扱いのブランド「KICHILER」を紹介していきます。
アメリカ照明器具メーカーKICHLER(キチラー)社について
KICHLER社はオハイオ州クリーブランドで1938年に創業以来、アメリカの住宅向け照明シーンをリードし続ける由緒あるブランドです。これまでに4 度もARTS award Lighting Manufacture of the yearを受賞するなど輝かしい歴史があります。
サクセスストーリー
KICHLER社の歴史はアメリカらしい買収の歴史でもあります。1938年にKICHLER夫妻が興した小さな家族経営のビジネスを、第二次世界大戦が終了して間もない頃、アメリカ照明器具業界の殿堂入りを果たしているレジェンド、Sam Minoff氏が$2,500で買い取った事が大きな転機でした。KICHLER社はMinoff氏の元で年間売上1億ドルにものぼる巨大な"家族経営"のビジネスとなりました。
転換期
2011年にKICHLER社は、商業施設やパブリックスペース向け製品に強いTeron Lighting社とelan Lighting社を買収し、顧客ターゲットを広げると、2018年に今度は住宅建材の総合メーカーMasco CorporationがKICHLER社を買収して上場企業の仲間入りをします。
そして現在
そして、これまで17年に渡りKICHLERを牽引してきたTony Davidson, CEOの引退により、後任のIrene Tasi氏に引き継がれました。屋外用の定電圧照明、シーリングファンやLEDテープライト、建具用の照明システムなど、強化ジャンルを広げ "bring people together company" (人と人を結びつける会社)という目標を掲げています。照明器具メーカーという枠を超えて成長しよう!というメッセージなのかもしれません。今後も目を離せない活躍をしてくれそうです。
more than 5,000 products
KICHLER 社の照明器具は3,000 種類以上。カラーバリエーションを含めると実に5,000 以上の豊富なラインナップが魅力。意匠照明だけでこれだけのデザインを揃える企業は世界でも屈指といえるでしょう。日本では諸事情により販売できない製品もございますが、トラディショナルなシャンデリアから最先端のコンテンポラリーLED照明、商業施設の使用に耐える大きなシャンデリアからお庭の足元灯まで幅広く展開。そしてデザイン、品質、価格のバランスこそがKICHLER照明の最大の魅力です。