2025.09.29
新ブランド取り扱いのお知らせ|FARINA 1709 & INDULT PARIS

この度、Elightingでは新たに 「FARINA 1709」 と 「INDULT PARIS」 の2ブランドの取り扱いを開始いたします。
これを記念し、『NAGOYA DESIGN WEEK 2025』の期間中、名古屋・ささしまライブの商業施設 「グローバルゲート」 特別展示スペースにて、
・「FARINA 1709」のルームフレグランス
・「INDULT PARIS」の香水
を展示いたします。さらに、同時開催される 『LEE BROOM Exhibition in Nagoya』 に合わせて、「LEE BROOM」の照明もご覧いただけます。
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。
ブランド紹介:FARINA 1709
世界最古のオーデコロン物語
1709年、イタリア人調香師ヨハン・マリア・ファリーナがドイツ・ケルンに移り住み、ひとつの革新的な香りを生み出しました。彼が名づけたのは「ケルンの水」。重厚で濃厚な香水が主流だった時代に、ベルガモットやレモンといった柑橘の精油をふんだんに使い、軽やかで清新な香りを完成させたのです。
「雨上がりのイタリアの春の朝を思わせる」とファリーナ自身が表現したその香りは、瞬く間にヨーロッパの宮廷を席巻。ナポレオンやゲーテ、皇妃エリザベート、ヴィクトリア女王といった歴史的人物たちも愛用しました。
300年以上が経った今でも、ファリーナ家は九代にわたりオリジナルの処方を守り続けています。ケルンで紡がれるその一滴は、香水を超えた「芸術」として、永遠に語り継がれているのです。
ブランド紹介:INDULT PARIS
香りの芸術家 フランシス・クルジャンと《INDULT PARIS》
香水を「纏う芸術作品」と捉える調香師フランシス・クルジャン。彼が自らの名前を冠するブランドを立ち上げる以前、2006年に最初の挑戦として生み出したのが《INDULT PARIS(インダルト パリ)》でした。
当初はわずか999本のみの限定販売。洗練された香料を惜しみなく使ったその香りは、瞬く間に熱心な愛好家を虜にしました。やがて市場から姿を消しかけた時、その魅力に取り憑かれたひとりの愛好家が「この傑作を絶やしてはならない」と立ち上がり、ブランドを受け継ぎました。今日のインダルトが存在するのは、その情熱に支えられているのです。
クルジャンといえば、ジャン=ポール・ゴルチエの名香「ル・マル」(1995年)を25歳の若さで生み出したことで知られています。2001年には香水界で最も権威あるフランソワ・コティ賞を受賞し、2009年に自身のブランド《Maison Francis Kurkdjian》を創設。現在はディオールのフレグランス部門クリエイティブ・ディレクターとして、世界の香りの最前線を牽引しています。
そんな巨匠が独立調香師として初めて全力を注いだのが、インダルトの4つのフレグランスでした。彼は「masterpieces=最高傑作」と呼び、その香りに揺るぎない愛着を持ち続けています。
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インダルトの4つの傑作
Cuir 404(キュイール404)
ベルガモットの明るさの後に広がる、スパイシーでウッディなレザー。まるで使い込まれたレザージャケットのように、時間とともに柔らかさを増し、纏う人の個性に寄り添います。孤独と自由を同時に感じさせる、大人のためのレザー香。
Isvaraya(イスバラヤ)
インドの情熱を映すプラムとジャスミンサンバック、そこに深みを与えるパチョリ。濃密でセンシュアルな香りは、内に秘めた情熱を解き放ち、自信をもたらします。異国へ誘うような誘惑のフレグランス。
Manakara(マナカラ)
マダガスカルのライチとバラの谷で収穫されたローズが奏でる、みずみずしくも切ない香り。ライチの甘さのあとに広がるローズの余韻は、愛の無垢さや儚さを思い起こさせます。心に残るロマンティックな一滴。
Tihota(ティオタ)
「甘さ」を意味するポリネシア語を名に持つ、バニラ愛好家必携の香り。タヒチ産バニラの濃厚さとホワイトムスクの透明感が溶け合い、黄金色の蜜のように心を満たします。幸福感を呼び覚ます究極のバニラ。
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インダルト パリは、ただの香水ブランドではありません。
「香りをまとうことは芸術をまとうこと」――クルジャンが掲げたこの理念が、今なお息づいています。時代を超えて人々を魅了する“最高傑作”を、ぜひ一度体験してみてください。
会場アクセス
GLOBAL GATE|グローバルゲート
〒453-6190 愛知県名古屋市中村区平池町4丁目60−12