2024.12.23
はじめて海外輸入照明をご購入される方の知っておきたいポイントまとめ
こんにちは。
Elightingマネージャー K YOSHIDAです!
海外輸入の照明は、その洗練されたデザインや高い品質から、多くのインテリアコーディネーターや建築家に選ばれるアイテムです。しかし、その美しいデザインの照明を手に入れるには、いくつか注意しなければならないポイントがあります。本コラムでは、「電気用品安全法(PSE)」「電圧や周波数の違い」「取り付け方法・工事費用の見積もり」「納期確認」の4つの重要な視点から、海外輸入照明を購入される際に押さえるべきポイントをご紹介します。
必須!!電気用品安全法(PSE)とは?
日本では、電気製品の安全性を確保するために「電気用品安全法(PSE)」が定められています。海外から輸入される照明も例外ではなく、この法律に適合していない製品は使用できない場合があります。
PSEマークは、日本国内で販売または使用するために必要な適合証明です。特に、照明器具のような電気製品は法律の対象となるため、輸入前にPSEマークが取得されているか確認することが重要です。もしPSEマークがない場合、自分で取得手続きを行う必要があります。この手続きには時間やコストがかかるため、事前にこれを考慮した計画を立てることが重要です。
また、PSEマークの取得が難しい場合は、専門の代行業者に依頼することも検討できます。代行業者は輸入手続きの経験が豊富で、迅速かつ効率的にPSEマークを取得するサポートをしてくれます。これにより、手続きの手間を軽減し、安心して輸入照明を使用できる環境を整えることができます。
▶Elightingで販売されている海外輸入照明はすべて国内で「電気用品安全法(PSE)」を取得しております。提示価格にPSE取得費用、輸入輸送費用も含まれておりますので安心してお買い求めいただけます。*国内の発送費用は別途いただく場合がございます。
知っておきたい電圧や周波数の違い
海外製の照明器具を日本で使用する際、電圧や周波数の違いに注意が必要です。日本の電圧は一般的に100V、周波数は東日本で50Hz、西日本で60Hzとなっています。一方、多くの海外製品は110Vから240Vで動作し、周波数も50Hzまたは60Hzに対応している場合が多いです。
もし電圧や周波数が適合しない場合、変圧器や周波数変換器を使用する必要があります。しかし、変圧器や変換器の導入は追加費用がかかるだけでなく、設置スペースや熱の発生といった問題も生じることがあります。そのため、輸入前に対象製品が日本の電圧と周波数に対応しているか確認することが重要です。
最近では、日本仕様に対応したモデルを製造している海外ブランドも増えています。購入前にそのような製品を選ぶことで、変圧器や変換器を使用せずに済む場合もあります。また、照明の動作確認をしっかり行い、安全性を確保するために、専門家に相談することもおすすめです。
▶Elightingで販売されている海外輸入照明はすべて国内電圧・周波数に変更し販売しております。安心してお買い求めください。
取り付け方法・工事費用の見積もりについて
輸入照明を実際に設置する際には、取り付け方法や工事費用を事前に把握しておくことが重要です。海外製の照明器具は、日本国内で一般的に使用される取り付け金具(引掛けシーリング)や配線方法と異なる場合があります。そのため、専門的な工事が必要となることが多いです。
例えば、吊り下げ型のシャンデリアを輸入する場合、天井の強度確認や補強工事が必要になることがあります。また、照明器具の重量や取り付け高さに応じて、特別な設置道具や技術が必要となることもあります。これらの工事には、通常の照明器具の設置に比べて高い費用が発生する可能性があるため、輸入前に信頼できる施工業者に相談し、詳細な見積もりを取得することをおすすめします。
さらに、取り付け作業には専門知識が求められるため、DIYで行うのは避けたほうが良いでしょう。適切な工事を行わない場合、製品の安全性が損なわれるだけでなく、法律違反となる可能性もあります。そのため、専門の施工業者を選定し、輸入照明に適した取り付け方法を依頼することが不可欠です。
▶Elightingでは海外輸入照明の取り付けや設置のご相談も承っております。是非お気軽にご相談ください。
納期を確認する
海外からの輸入照明を選ぶ際に見落としがちなのが納期の確認です。海外から商品を取り寄せる場合、国内での購入よりも時間がかかることが一般的です。特に、オーダーメイドや限定モデルの場合、数ヶ月以上の納期が必要となることがあります。
輸入プロセスには、注文から輸送、通関手続き、国内配送といった複数の段階があります。それぞれの段階で遅延が発生する可能性があるため、納期には余裕を持って計画を立てることが大切です。また、輸送中に製品が破損しないよう、適切な梱包が行われているか確認することも重要です。
納期について事前に確認する際は、販売業者としっかりコミュニケーションを取り、具体的なスケジュールを共有してもらいましょう。さらに、輸送時の保険に加入することで、万が一の破損や紛失にも備えることができます。納期に関するトラブルを防ぐために、信頼できる業者を選び、輸入プロセス全体を把握しておくことが求められます。
▶Elightingでは輸入照明の基本輸入納期は約2か月(PSE取得加工期間含む)、国内在庫がある場合は10日前後を目安としております。納期など優先事項がある場合は、似たデザインや国内で準備できる照明などを御提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
海外輸入の照明は、美しいデザインと高い品質を提供してくれる一方で、PSEマークの取得、電圧や周波数の違い、取り付け工事、そして納期といった多くの要素に注意を払う必要があります。これらのポイントをしっかりと押さえることで、安心して輸入照明を楽しむことができるでしょう。
プロフェッショナルな仕上がりを求める場合は、専門の業者やコーディネーターと協力し、計画的に進めることが成功の鍵です。ぜひ本コラムを参考にして、理想の輸入照明を手に入れてください。